嵐しょーせつ。Part2
第15章 恋する夏
「あれ〜?これできなーい。」
雅「ここはこうしてこうするんだよ。」
「わぁ♡ありがとうございます♡」
ちょっとスキンシップ多くない!?
♡マークを語尾につけんな!
俺の、、、おれの相葉さんをとらないで、、、
「あー、疲れましたね。今から一緒にご飯食べに行きませんか?」
そいつは相葉さんにすがり、上目遣いで言ってきた。
俺以外は嫌ってないみたいだし、俺は仕方なく賛成した。
「あ!これ美味しいですよ♡?」
なんで、あーんなんてしてんだよ!!
しかも相葉さん嬉しそう、、、
俺だって一回もやったことないのに、、、
智「ニノ?」
和「え?なっなに!?」
智「ご飯食べてないから具合良くないのかなって。」
和「え?いや、大丈夫大丈夫。」
本当は大丈夫じゃねーよ。
好きな人にそんなことされてるところを見せられて大丈夫なわけないだろ。
和「ちょっとトイレ」
俺はトイレに逃げた。
しばらくしてから戻ろうとしたとき、、、
「ずっと好きでした。付き合ってください。」
、、、、え?
俺の目の前にいたのは、相葉さんとあいつ。
あいつは相葉さんに告白してた。
雅「、、、ありがとう。」
、、、嘘でしょ。
やだやだやだー!俺の、、、俺の相葉さんを、、、とるなよ!!
俺は後ろに下がるとき何かにぶつけて、落としてしまった。
ガッシャーーンっ!!!
その物音で向こうも気づいたみたい。
相葉さんと目があった俺は、泣くのを我慢して自分の部屋に戻った。