嵐しょーせつ。Part2
第20章 真実
雅「和也くん。」
和「はい。」
雅「俺のこと兄として関わってほしいな。」
和「え?」
もう、認める。だってこの世で本当の家族は和也くんしかいない。
雅「和也。よろしくな!」
和「はい!よろしくね!にぃちゃん!」
和也と仲良くなった俺。
しばらくするとお父さんが珍しく帰ってきた。
雅「おかえり。とうさん。」
「ああ、ただいま。」
父さんから話を聞いた。
俺は喘息持ちでもっといい環境で育てたいと思った両親は古くからの友達。つまり智にぃたちの両親が俺のこと養子として引き受けて、育ててくれたみたい。
それは、俺のことちゃんと思ってくれてたんだ。
俺のこと捨てられてなかったんだね、、、
「和也くんだね?」
和「はい、お世話になってます。」
「和也くんも俺の養子にならないか。」
和「え、、、」
「雅紀の本当の家族だ。本当の兄弟と一緒に過ごしたいだろう。」
和「えー、まぁ。でも、悪いですし、、、」
潤「いいんじゃね?」
翔「山風の名前は普段使って、こっちにいるときだけ、嵐山の名前を使えば、、、」
「それに潤と同じ学校へ通ってるんだろ。学費とか全部一緒私が負担しても構わないか?」
和「、、、雅にぃは?雅にぃはどう思ってるの?」
雅「俺はもちろん弟の和也と一緒に過ごしたい。」
和「翔さんたちもいいんですか?」
翔「うん!もちろん!!」
和「じゃ、お願いします。」
和也は、俺らの嵐山家に正式に養子として入り、
俺と和也は、正式に兄弟となった。