嵐しょーせつ。Part2
第20章 真実
俺は部屋で仕事をしていると、、、
コンコンっ、、
雅「はーい。」
和「和也だけど、」
雅「ん〜?どうした?」
部屋に入ってきた和也は、何か言いたそうで、、、
雅「どうしたの?笑」
和「俺、嬉しい。」
雅「え?」
和「一人っ子だとおもってたけど、兄が居て見つかって今一緒に過ごしてることが本当に嬉しい。」
雅「俺も最初はビックリしたけど、和也が本当の弟でよかったよ。」
本当に、本当によかった。
和「、、、雅にぃって呼んでもいい?」
雅「うん!もちろん!」
和「、、、雅にぃ。今日一緒に寝てもいい?」
雅「ふふっ笑いいよ。」
和也は自分が一人っ子だったと思ってたし両親がいなくなってますます寂しくなったんだ。
兄貴として優しくしてやらないと、、、
雅「ほら、おいで?」
和「ん、、、」
ベットに寝そべり手を差し出すと和也はモゾモゾと入ってきた。
和「雅にぃ暖かい笑」
雅「そ?笑」
和「うん、落ち着くよ。」
和也の抱きしめる手はどんどん強くなっていき、、、気づいたら吐息が聞こえ気持ちよさそうに眠っていた。
俺もずっとその寝顔を眺めているといつの間にか眠っていた。
、、、ん。
もう朝?
時刻は朝の6時。
今日は朝から仕事をしに行かないといけなかったからよかった。
隣見ると和也が気持ちよさそうに眠っていた。
そーっと起きると、、、
和「、、、ん。雅にぃ?」
雅「あ、ごめん。起こしちゃったね。」
和「んん。俺も起きる。」
起きたその頭はピョンと跳ねていて、、可愛らしかった。
雅「あっ、そーいえばもうすぐ料理学校の三者面談じゃない?」
和「うん、あっそうか。潤から聞いてるのか。」
雅「和也のやつ俺が行くから。」
和「え、いいよ。雅にぃは忙しいでしょう?」
雅「んん。大丈夫笑唯一の血の繋がった兄弟なんだ。それぐらいはさせてよ。」
和「うん、、ありがとう笑」