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嵐しょーせつ。Part2

第3章 楽しかったこと。


翔「あっ、今度の日曜日空いてる?」

雅「うん、空いてるよ。」

翔「これお前が見たがってた映画のチケット。」

雅「え!マジ?」

翔「うん笑一緒に観に行こうぜ!」

翔は俺のこと良く見てくれてるし聞いてくれる。

これ、本当に見たかったんだ。

日曜日になり、、、

翔「行くか笑」

俺は学校では地味だけど、普段はなかなかいい感じになる。

だって、、、

「キャー!あの2人超かっこ良くない!?」

「嘘〜!イケメンじゃん!」

「私、あの背の高い人がいいなぁ〜」

「私だったらその隣!」

ほら。

翔「うっせいな笑」

雅「ふふっ笑」

翔と歩けばこんな感じ。

でも5人でいたらもっとうるさい。


俺はオンとオフを使い分ける男。
オンだとこんな感じ。学校ではオフにする。

翔「雅紀。ポップコーン食べるか?」

雅「うん!食べようかな笑」

翔「すみませーん。ポップコーンLサイズとコーラ2つお願いします。」

雅「あとで返すね。」

翔「いーよ笑これぐらい。」

翔は本当に優しい。

少ないお小遣いの中からやりくりしてるのもすごい。

翔「こないだ伯父さんたちが来て、お小遣い貰ったからさ笑あっこれ。雅紀にもって笑」

幼馴染だからっていうのもあるのかいつもいつも翔の伯父さんにお小遣い貰ってる。

雅「いつもいつもありがたいな。」

翔「だって俺の家族みたいなもんだもん。雅紀は笑」

家族かぁ〜。

そうだよなぁ生まれた時からずっと一緒だもん。



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