嵐しょーせつ。Part2
第22章 スキなキモチ
雅「、、、、や。」
和「ん?」
雅「いや!!俺、お前らと離れたくないっ!!」
和「ちょっ!まーくんっ!!」
和は俺の頬に触れた。
和「泣くことないだろうよ。まーくんは変わってないね。すぐ泣くところ笑」
いつの間にか泣いてたんだ。
雅「せっかくまた会えたんだよ?あの時どんだけ辛かったか、、、」
翔と潤はずっと一緒だったけど、やっぱりしっくりこない。
翔「雅紀、でも2人だって考えがあるんだよ。」
雅「でも、翔も潤も2人と離れたくないでしょ?2人は大切な存在なんでしょ?」
俺はもう泣きながら熱くなってしまった。
潤「俺だって、、、」
潤は、、、
潤「俺だって離れたくないよ!でも、仕方がないだろ?離れてく現実をお前と翔と乗り越えてきただろ?俺だって、、、俺だって!!」
潤も感情的になって、、、泣くの堪えた。
智「、、、、おいら、、、やっぱりお前らと離れたくない。」
、、、え?
智「アメリカに戻ろうと思ったけど、中学上がる前にここ離れた時どんだけ悲しかったか。もうあんな思いをしたくない。」
、、、智、、、
智「、、、、また一緒にいてもいい?」
翔「、、智、、、」
智「それにさ!おいらお前らのこと支えたい!選手として頑張っているお前らを。」
潤「智、、、」
和はずっと黙ったまま。
でも、少し考えて、、顔を上げた。
和「、、、俺も一緒に過ごしたい。まーくんたちと離れたくない。」
雅「、、、和、、、」
和「絵はどこだって出来る。俺たちももっとがんばるからさ、家も探してがんばるから。」
そんな、、、
生活が苦しいくせに。
雅「家は探さなくてもいいっ!」