嵐しょーせつ。Part2
第3章 楽しかったこと。
はぁーはぁー、、
息、、、できない。
翔も一生懸命出してくれてるけど、、、
「おい!立てよ!笑」
翔のことを立たせようとしたその手は、誰かの手によって止められた。
「んだよ!離せよ!」
潤「はぁ?俺たちの仲間に手を出すあんたが許せねんだよ!」
潤が突き飛ばし、、、
和「おい、雅紀。しっかりしろ!」
和が吸入器を出してきて、、
和「ゆっくり息吐いて。」
智は背中をさすってくれた。
翔「、、、おま、え、、ら。」
潤「消えろ。」
そいつらは潤によって、消えていった。
和「、、もう大丈夫か?」
雅「、、、うん、、、」
和「よかった。」
潤「おい、翔も大丈夫か?」
翔「、、、なんとか。」
翔は俺をかばってたから俺より何倍もひどい。
なのに、大丈夫なんて言っちゃって。
翔「、、、吸入器。」
智「?」
翔「、、、持ってたの?」
和「、、、おう。なんかあった時用のためにな。
雅紀のことも心配だったし。。。」
他の3人にも念のため持っていてくれた。
俺の母ちゃんが頼んでたから。
智「、、、行くか。」
智は俺と翔を立たせて、
和が俺に背中を向けた。
和「、、、ほら、おぶってやる。」
雅「、、え?いいよ!?そんなの。重たいし。」
和「うっせいなぁ〜早く乗れって!」
智に背中を押され、和の背中に身を任せた。
和「軽っ!お前ちゃんと食ってんのか?笑」
雅「、、食べてるよぉ」
和の背中はやっぱり心地よくて気づいたら眠っていた。
翔「寝ちゃった笑」
潤「寝顔変わんねーな。」
智「本当笑」
そんな声なんて聞こえなかった。