嵐しょーせつ。Part2
第26章 ココロ
あれから智にメールした。
『明日空いてる?』
って送るとすぐに、、、
『うん、明日翔の試合っしょ?』
ふふっ笑ちゃんと覚えてる笑
『明日和也と一緒に行かない?』
『うん、いいよぉ〜じゃあ明日ね笑』
智はOKと。
一応翔にもメールと。
『智と和也と3人で行くね?』
『おう!ありがとうな!!』
さすが返信早い!
和「智、オッケーって?」
雅「うん笑」
和「そ。ほら、唐揚げ出来たぞ。」
今日は、和也の家でご飯食べる日。
ってか、ほぼ毎日だけど、、
俺は、母親を中学の時病気で亡くした。
それから父親と弟と3人で暮らしていた。
父親は、海外で弟を連れて赴任中。
俺は高校行ってたし、離れたくなかったからこのまま残った。
和也は、俺らが小学2年生の時離婚し、母親は出ていってしまった。父親は、ほぼ家に帰ってこない。
和也曰く、
『女と一緒にいるんだよ。』って、、、
だから、お互いの家で行き来しながら2人暮らし状態だ。
和「冷めるぞ。早く食べないと。」
雅「うん!」
こうして、2人で過ごしていると楽しいし、幸せだ。
和「早く食べてお風呂入って勉強しよ?」
雅「うん!」
和也は、1人っ子だし寂しいと思うから俺は兄弟同然で育った。
っていうか、俺の家が可愛がってたからね。
でも、母親を亡くしてもう何もかもダメだと思った時、和也は、、
和「俺は、雅紀のこと支えるから。だから、頑張ろ?」
って言ってくれた。
だから、立ち直って和也と一緒に頑張った。