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嵐しょーせつ。Part2

第27章 愛


「雅紀、和也ー。お弁当よ。」

雅「ありがとう!母さん!」

和「じゃあ行ってくるね?」

「ふふっ笑いってらっしゃい。」

母さんと生活を始めて3ヶ月。

潤はあいつが引き取ることにしたみたいで。

今は3人家族。

学校から帰ってくると、、、

「、、、あの人。不慮の事故で亡くなったそうよ。」

あいつは、母さんと別れてから生きていく自信がなくて、ボーッと歩いていたら前から走ってきたトラックと接触事故を起こし、そのまま亡くなった。


潤は母さん以外の親戚がおらず、仕方がなく母さんが潤を引き取った。

でも、わがままな子に育ってしまったらしく、、、

「なんで、こんなもん買うのよ!」

潤「いいじゃん。これは、欲しかったものなんだから。」

「まだ、あるでしょ!!なくなったら買いなさい!」

潤「でも、必要なものだし。」

潤はまだ中学生で、欲しいものはすぐ買っちゃうみたい。あいつがそうやって育てたから。

「ごめんね。雅紀。来月は絶対に買ってあげるから。」

雅「うん。」

雅紀は、バスケをしていて欲しいバッシュがあったから母さんは今月のお給料で買ってくれる約束をしていた。

「和也もごめんね?ゲーム来月でもいい??」

和「うん、気にしないで笑来月までまた楽しみが増えたよ笑」

俺もゲームを買うという約束がのびたけど、、、

潤は、それを謝ることをしない。
それが当たり前だと思ってるから。

「さぁ!ご飯にしましょうかね笑」

今日は、雅紀の大好きな唐揚げみたい。

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