
嵐しょーせつ。Part2
第31章 想い
和said
俺には片思いをしている。
それは、叶わない恋。
雅「和っ!デザインできたよ!」
和「わぁ!ありがとう!」
雅紀はデザイナーで、いつも俺の考えたケーキの包装とかデザインをしてくれる。
パティシエの世界は本当に厳しくて、辛いけど
この仕事に唯一賛成、協力してくれたのは雅紀だった。
雅「和がなりたいならやればいい。俺は、和のこと支えるから。」
その言葉で決心がついて、今もこうしてパティシエとして勉強し、頑張っている。
そして、この想いに気づいたのは、、、高校1年生。
幼馴染として好きだったけど、、、
体育祭のとき雅紀がリレーの選手に選ばれ、、、
アンカーになった。
そして、そのアンカーを務め走っている時女子の声援が凄くて、、、
片付けしている時、、、
「相葉くんかっこよかった♡」
「私告白してみよーかな!」
「えー!私もするーー!!」
雅紀ってこんなにファンがいたんだ。
でも、、、雅紀を取られたくない。
俺の隣は絶対に雅紀しかダメなんだって。
想いを伝えて、この関係が崩れたら嫌。
だから、我慢する。俺の隣で常に笑って一緒に過ごせたら十分だから。
