
嵐しょーせつ。Part2
第31章 想い
『少し考えてみて。連絡待ってるから。」
俺は電話を切り、ソファーに放り投げた。
俺がニューヨーク?!
うそ、どうしよ!!
海外に行くことは本当に憧れで嬉しい話なんだけど、、、雅紀がいるからな、、、
あいつ、俺がいないとダメダメだから。
雅「、、、かず?」
和「わぁ!どうしたの!?」
雅「、、、悩み事?」
和「え、、、」
雅「和ね、気づいてないと思うけど、、、悩み事があると眉がね八の字になるの笑」
え!?知らなかった!
そんな顔してたのかな?
雅「ふふっ笑で?何かあったの?」
和「、、、ニューヨーク、、行かないかって。」
雅「、、、え?」
和「さっき、電話かかってきてさ。ニューヨークに行って修行してみないかって。」
雅「そっか、、、」
、、、雅紀??
雅「、、、いいじゃん!よかったよかった笑和海外に行く夢叶って笑俺、応援するよ!」
、、、なんで、そんな顔するの?
どうして、そんな悲しい顔。
雅「なんか嬉しいなぁ〜笑離れちゃうのスッゴイ寂しいけど、和の夢が叶うならそれが1番いい。」
和「、、、雅紀、、、」
雅「よし、なんか食べに行かない?和の好きなところ行こうよ笑」
雅紀は、準備してくると言って寝室へ向かった。
あんな悲しい顔みたことない、、、
一回も離れたことない俺たち。いつか離れ離れになっちゃうなんて思ったこともない。
でも、、、自分のことを考えないとね、、、
