テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part2

第4章 離れない


それからハワイで記者会見して、、、

雅「3日前の俺には想像してなかったわ笑」

そう、あの時はこの記者会見の3日前だった。

和「、、、」

俺は正直乗る気ない。

俺は辞めてちゃんと学校言ってアメリカ留学したいって決めてたのに、、、、

雅「あまり乗り気ないの?」

和「うん、、、」

雅「アメリカ行きたかった?」

和「まぁね。。。」

彼にはそれを話したことがあって、応援してくれると言ってくれた。

雅「でもね、俺。ニノと一緒にデビュー出来たらいいなって思ってたの。出会ってから割とすぐにね。松潤とニノと活動していく中でいつもそう思ってた。だから嬉しかったんだ〜〜。2人と同じグループでデビュー出来たこと。ニノと一緒じゃないと俺はムリだと思う。」

彼がそんな気持ちだったとは知らず、辞めたいなんて言ってた自分がバカだと思った。

それから日本に帰り、、、握手会が開かれた。

ファンの人たちはジュニアの頃から応援してくれていた人たちばかりで後押しされた。

もう後ろには引けない。やるしかないな。

彼が言ってくれたことも嬉しかった。

雅「ふふっ笑これからもよろしくね?ニノ!」

握手会の後に彼と握手を交わして、10年。

雅「にの〜〜」

和「んだよ!さっきから笑」

俺と彼は今でもこうやって仲良くしていた。

「スタンバイお願いしまーす!」

ゲームを中断し、、、5人でスタジオに向かった。

雅「ふふっ笑」

彼は俺とじゃれ合いながらセットの中に入った。

その時だった、、、

「あっ!危ないっ!!!」

和「え、、、、」

上からセットの一部が落ちてきたのが見えた。

雅「にの!!」

彼は俺の体を包み込むように守ってくれた。

ガッシャーーンっ!!!

大きい音が鳴ると同時に俺は意識が遠くなってきた。。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ