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嵐しょーせつ。Part2

第31章 想い


次の日、両親とねぇちゃんがお見送りに来てくれた。

そこには雅紀の姿はなくて、、、

「身体に気をつけるのよ。」

和「うん、母さん行ってくるね?」

「あっちに着いたら連絡くれよ。」

和「うん、わかった。父さん。」

「和くんじゃあね。また何かあったら連絡して」

和「うん、ありがとう!ねぇちゃん。」

3人とさよならして、、、搭乗口に向かう。



、、、、、最後に逢いたかった、、、

雅紀。今までありがとう。

雅紀が隣にいてくれなかったら夢が叶うことなんてなかったし、こんな楽しい時間過ごせた。

本当にありがとう。

面と向かって言えなくてごめんね、、、


俺はその気持ちをグッと堪えて、、、搭乗口に入った。

?「、、、、、和っ!!」



、、、え。

、、、、、雅紀、、、?

雅「和!!」

和「雅紀っ!!」

俺は雅紀の元へと向かった。

和「どうして??どうしているの?」

雅「、、、ごめん、、、

やっぱり自分の気持ちに我慢できなかった。」

和「、、、え?」

雅「、、、、」

雅紀はゆっくりと俺を抱きしめ、、、
耳元で、、、

雅「、、、、好き。」

和「え、、、?」

雅「和のことが好き。やっぱり、俺の隣には和が必要なんだ。ニューヨーク行きが決まって和の夢が叶うならと我慢してたけど、出来なかった。」

和「雅紀、、、」

雅「ね、一つだけお願い聞いてもらってもいい?」

なんだろ、願いって、、、

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