嵐しょーせつ。Part2
第32章 好きな人がいること
雅「明日休みだし、泊まりなよ!」
っていうその一言で急に5人でのお泊まり会。
翔「布団どーしよっか。」
雅紀の家でいつも用意できる数は4つ。
だから、誰かしら一つで2人。
和「いーよ。俺、雅紀の隣で寝るから。」
雅「またー?」
和「いいじゃん。初めてじゃねんだし。」
幼馴染だもん。何百回も隣で寝てるわ。
和「布団だけ俺ん家から一枚持ってくるから。」
って俺は自分の部屋の布団を取りに帰り、一応母ちゃん達に連絡した。
雅「あっ!今からトランプやろー!」
昼間から散々遊んだのに、寝る前はやっぱりトランプっていう雅紀の変なこだわり。
5人でトランプをやって、そろそろと、、、
潤「じゃあ、また明日。」
智「、、、、」
翔「え!?もう智寝てるよ笑」
早っ笑
雅「本当に隣で寝るの?」
和「うん、いいだろ?」
もちろん、2人で寝ると体が痛くなる。
もう高校生だし、身体も大きくなったし狭いからね。
だけど、俺は雅紀の隣がいいんだ。
雅「もう〜。ほら、寝よ?」
まぁ、最終的に雅紀の許しが出て、、、眠りについた。
、、、、ん?
雅「あれ?起こしちゃったね。ごめんね?」
、、、雅紀?
和「、、、ん。どーした?」
雅「いや?変な時間に起きちゃったからさ。和也の寝顔見てた笑」
和「んも〜最悪〜。」
雅「可愛い寝顔だなぁ〜って笑」
そんな優しく頭を撫でないでよ。
俺は、もう限界だ、、、
チュッ
雅「、、、、え。」
気付いた時にはもう、、、
我慢できなくなっていた。