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嵐しょーせつ。Part2

第4章 離れない


幸い彼は、記憶障害もなく、、、怪我だけで済んだ。

あと、医者に言われたのは、後遺症が残るかもって。足に違和感を感じるかもしれないけど、生活するには問題がないと。。。

雅「大丈夫だよ!仕事にも影響なさそう!笑」

彼は後遺症が残るかもしれないのに、、、明るく振舞っていた。

和「なんかあったら言えよ?」

雅「うん!ありがとう!にの。」

退院したその足で事務所へ向かい、事情を話した。

「そっか。ユーよかったよ。安心した。」

雅「ご迷惑をおかけしました。」

それから、彼の家へ行き、

和「じゃあ俺帰るね?」

俺は彼をソファーに座らせ荷物を持って出ようとしたら、、、

雅「まだいなよ。ビール飲もうぜ!」

っと彼は言って冷蔵庫まで足を引きずりながら歩いて取りに行った。

雅「はい!」

和「え、あっありがとう。」

まだ、時刻は午後3時。
小学生ならおやつの時間。

雅「おやつの時間だね笑ビスケットとしかないけどいい?笑」

彼はビールにビスケットという変な組み合わせが好きだ。

まぁ、俺も彼の影響で好きだったりする。

雅「はぁ〜〜何日ぶりなんだろ。ビール笑めっちゃ美味いっ!」

和「俺も退院してからも飲んでないなぁ〜〜」

雅「え!?そうなの!?」

和「うん、だってあれからずっと病院行ってたもん。」

雅「そうだったんだ。」

彼は申し訳なさそうな顔をした。だから、、、

和「そんな顔するなよ。俺がちゃんとしてればこんなことになってなかったんだから。ね?」

雅「いいの、あれはおれが守りたいって思ってやった行動だから。」

彼はしんみりしちゃったねって言いながらビスケット食べて、、、

雅「なんかお腹空いてきたな笑なに食べたい?」

おれはこのビール飲み終わったら帰ろうと思ってたから今の発言にビックリしていた。

和「おれは何でもいいよ。」

雅「ん〜〜冷蔵庫の中何も入ってなかったからなんか、、、」

彼が言いかけた時、、、
ピーポーン!ピーポーン!!

雅「誰だろ。」

ガチャッ

?「おーい。鍵開いてたぞぉ〜〜」

和「潤くん!」

雅「あれ?翔ちゃんもリーダーもどうしたの。」

翔「ん?食べ物ないだろうから買ってきたぜ!」

智「ほら!」

3人は大きく膨れていたビニール袋を彼に渡して


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