嵐しょーせつ。Part2
第5章 明日
まだ、30分あるなぁ〜〜。
雅「ねぇねぇ!ニノ!!!!」
和「、、んだよ。」
構って欲しくてニノにちょっかい出すが、、、
知らんぷり。
翔「あらら笑」
雅「しょおちゃーん!」
翔「わぁ!なんだよ笑」
ふふっ笑って笑うと、翔ちゃんも一緒に笑ってくれた
グラッ
雅「あれ??」
今、、、揺れた、、、?
体調悪いのかな。
でも、頭も痛くないし自分がグラッときていない。
ガチャガチャガチャ!!
ドンっ!ピキッ!ガッシャーーン!!!
雅「、、、え?」
俺たちは何が起こってるのかわからなかった。
でも、、、俺は怖くて腰抜かしてしまった。
和「雅紀!!」
ニノが俺を抱き寄せ、そのまま机の下へ潜り込んだ。
おさまらない揺れは、だんだん大きくなり
棚とかテレビとか倒れて行き、しまいには電気まで消えて真っ暗の中、、ただただ5人で固まって待ってるしかなかった。
翔「、、、揺れおさまった。」
揺れは1分間に及んで続いた。
松潤は立ち上がりドアに向けて叫んだ。
潤「おいっ!誰か!!誰かいませんか!!」
叫んでも届かないみたいで、、、
和「、、、あれ?圏外だ、、、」
電話も繋がらなくなったみたいで、マネージャーにも連絡できない。
俺らはどうすればいいのかわからなかった。
雅「、、、ど、しよ。」
智「大丈夫だ。おいら達は5人で1つだ。だから大丈夫。」
そうだよね、5人で嵐だもんね。
まとまっていれば大丈夫だよね、、、きっと。
翔「あれ、にの。怪我してる。」
ニノの背中から滲み出る赤いもの。
俺はニノが着ていた服を捲り上げた。
雅「!?これっ!?」
これって、俺を守ったときに何かに当たってでたんだよね、、、、
和「大丈夫だって、、、ただの擦り傷。」
俺は、楽屋に常備してある救急箱を出し、包帯と消毒液を探した。
雅「ちょっとしみるけど我慢してな。」
ハンカチも取り出し傷に消毒液を垂らした。
和「、、うぅ、、、」
痛いよな。でも、もうちょっと我慢してね、、、
雅「よし、、、包帯。」
うまいこと包帯を巻いて、
雅「よし、、、、これで大丈夫。今は応急処置だからあとでちゃんとしてもらお?ね??」
和「うん、ありがとう。」
でも、助けが来ないってことはおかしい。