嵐しょーせつ。Part2
第44章 距離
「先生!ここ、どうしたらいいですか?」
「ちょっと私も聞きたいのに!」
「私から教えて〜」
教師として勤務してから約3カ月。
なんか、俺、イケメン教師として人気があるみたい。(自分では自覚ない。)
雅「わかったから!並んで、順番に教えるから。」
教師って本当大変。
和「ぷはっ笑笑それは大変だったね〜」
雅「笑い事じゃないよ!」
結局並ばずに一斉にくるから囲まれながら教えていた。
和「ごめんって。ほら、ココア。」
雅「あっココアだ♡」
和「あっ機嫌治った笑笑」
俺の好きなココア。覚えててくれたんだ。
嬉しいなぁ〜〜〜〜〜
和「よくそんな甘いの飲めるな。」
雅「え〜でも美味しいよ?」
和「俺は飲めたもんじゃない。」
離れにある旧館。
そこで2人で過ごすことはもう日常茶飯事。
ってか二宮先生が無理やり俺を連れてくるんだけどね。
サボるなら2人でって。
でも、嬉しかったりもする。
雅「、、、、先生ってさ、、、」
和「ん??」
雅「、、俺のこと今どう思ってんの?」
和「はぁ?別に同業者??」
、、、だよね、、
和「何。また恋人って思ってたほうがいいの?」
雅「、、、俺は今でも二宮先生のこと好きだよ。」
もう戻らなくてもいいって思ってた。
でも、気持ちが追いつかなくて告白してしまった。