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嵐しょーせつ。Part2

第46章 夢に向かって


「今、運ばれてきて、、、トラックと接触したようです。」

翔「え、、、今廊下慌ただしかったのって、、」

「相葉くんが今救急車で運ばれました!」

、、、嘘だろ、、、

智「ニノは寝てな。」

リーダーたちは相葉くんの所へ行くみたい。

和「、、、俺も行かせて。」

翔「お前は腰痛めてんだから。寝てろ。」

和「いや!相葉くんの所行くの!!行くって言ったら行くの!!」

潤「無理すんなって」

和「やだ!行くの!!行かせて!お願いだから。相葉くんのそばに行きたい。」

もう頭の中真っ白で何も考えられない。

俺がワガママを言い続けていたら、3人は呆れながらも許してくれた。

潤「ほら、車椅子持って来たから。行くよ?」


車椅子に乗って急いで相葉くんの所へ向かった。






ピッピッピッ、、、

あれから何日経ったんだろ、、、


相葉くんは、運ばれてからずっと意識不明で戻らなかった。

診断の結果、、、

「植物状態になる可能性高いです。」

植物状態って、、、ずっと意識が戻らないってことだよね?

俺は、入院している間は相葉くんが眠る病室に毎日通っていた。だって相葉くんはさみしがり屋だから。もし、目を覚ました時誰もいなかったら悲しむと思うから。

そして、俺は退院してからもずっと相葉くんの元を離れなかった。


和「相葉くんお誕生日おめでとう。」

今日は12月24日。

相葉くんが事故を起こして意識不明になってから1年。
未だ目を覚まさない相葉くん。


和「今日、あなたはいくつになるの?」

俺は21歳だから相葉くんは22歳か、、、

和「プレゼントは何が欲しい?やっぱ、洋服とか欲しいかな?」

ずーーっと1人で相葉くんに話しかけていた。

でも、反応がないと泣きそうになる。
早く目を覚ましてよ、、、




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