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それから数ヶ月。

明日から高校初めての夏休み。

5人は、部活にも入ってないから課題やって、遊ぶことしか考えていない。

潤「あっ！毎年恒例の行事。和も参加するだろ？」

毎年恒例の行事とは、バーベキュー。
5家族一斉に行うこと。

まだ、やってたんだ、、
このイベント凄く楽しいし、参加したいけど、、

でも、、、今回は、、、、

和「あー、、、うん。」

みんなには、家族のこと伝えていない。



去年の夏、、、事故で父さんたちが死んじゃったことを、、、




毎日平和で楽しく過ごしていた。父さんは面白い人だったし、母さんも優しい人だった。

でも、、、俺の部活の最後の試合。

車で試合を応援に行くと言ってその途中、、、

飲酒運転していた車と衝突。

死亡が確認され、俺の耳にそのことが入った時にはもう遅かった。

俺は、施設に入れるという話も出てきたんだけど、施設に入るより昔いたあの街に戻ればあいつらがそばにいてくれると思った。だから、戻ってきた。


でも、4人に早くこのこと言わないといけなかったのになかなか言えなくて、先延ばしにしてきちゃった。

雅「和？元気ないね。」

和「え？あー、何もないよ笑笑大丈夫」

雅紀たちに心配かけたくない。
もうちょっと黙っておこう。