嵐しょーせつ。Part2
第54章 再会
そして、バーベキュー当日。
俺はなかなか家から出れなかった。
だって、、だって、、、言ってないもん。父さんたちのこと。言えなくて行ったらバチが当たる。
俺はベットに塞ぎ込んでた。
雅「かーずー!かーずー!」
翔「どうしたんだー?」
智「早く行こうよ〜〜」
潤「おーい!」
みんな呼んでる声聞こえるけど、行けない。
ガチャ、、、
雅「、、、和。」
和「、、、、」
潤「和らしくないじゃん。」
なんだよ、俺らしくないって。
智「今日バーベキューの日だよ?毎年恒例なんだから。」
翔「早く行かねーと親父たちが、、、」
もう、1人させて。みんなとは違うんだよ。
和「、、、行かない。」
雅「何で?具合でも悪い?」
和「まぁ、そんなところ。」
すると布団を剥ぎ取られ、、、
翔「熱は、、、ないな。」
智「どうしたの??」
潤「何か言ってよ。」
そんな優しくしないで、、、みんなには、俺の苦しみを知るはずないだろ。黙っててよ。
雅「和?」
和「もう!!黙れ!!!行かないって言ったら行かねんだよ!!お前らはいいよな!俺と違って、、、楽しそうでよ!」
俺はみんなに初めてブチ切れたかも。
案の定みんな動揺している。
和「俺の苦しみをわかるか!?俺には家族なんていないんだよ!!父さんと母さん死んだんだよ!!」
翔「、、え、、、」
和「早く出てってくれ、、、」
俺はまた頭から布団を被った。
ごめん、、、みんな、、、、