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嵐しょーせつ。Part2

第55章 幼馴染


「何?雅紀くん。」

雅「ごめん。俺と別れてくれないかな?」

「えぇ!!」

俺は彼女との別れを決断した。

今の俺にはそれしか答えが見つからなかった。

雅「ごめんね。今まで本当にありがとう笑笑」

最後に彼女と握手を交わして2人の時間は終わった


そして、次の休み俺は和の部屋にベランダ伝いで家に入ると、、、

和は気持ちよさそうにベットの上で眠っていた。

和の寝顔は相変わらず可愛くて、ずっと見てられる。
幸せそうに眠っている和の頭を優しく撫でていると、、、

和「、、、ん、、」

雅「あっごめん!起こしちゃったね。」

和「ん、なんで、お前ここにいんだよ、、、」

雅「あっ、えーっと、、、マ、マンガを借りにきたの!」

咄嗟についた嘘。
まぁ、和の部屋にはマンガがたくさんあるからよく借りにきてたしね笑笑まぁバレないだろう。

和「喉乾いた。なんかとってくるわ。」

そう言って和は下からコーラを持ってきてくれた。

和「ほら。」


和はどこまでも優しい。
優しいからこそ苦しい思いをさせていたのかな?
俺が早く気づいてやれたら、、、、

お互いマンガを読んでいる時、、、

和「、、、マンガ借りにきたって嘘だろ。」

雅「え、、、あ、、、そ、そんなことないよ。」

和「お前はすぐ嘘がバレるんだから。」

うぅ、、、図星だ、、

和は何でも俺のことわかっちゃうんだね。

雅「俺、彼女と別れたんだ。」

和「知ってる。」

雅「えぇ!なんで!?」

和「翔たちに聞いた。」

翔。なんで言うんだよ。


雅「ごめんね、、、」

和「なんで、お前が謝るんだよ。」

本当にごめん。

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