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嵐しょーせつ。Part2

第7章 家族


和「、、、ごめんな。本当ごめん、、、」

雅紀は水を飲みながらこっちを向いて笑った。

雅「ふふっ笑もういいんだって!人間はお腹空いてどうしようもないんだし、食べなきゃ生きていけない。翔にぃもそうなの。また、作って?和也のおかゆ大好きだからさー!笑」

俺は雅紀を抱きしめて、、、

和「ありがとう。」

しばらくすると、、、

バイトから帰ってきた潤が、思いがけないことを言った。

和「、、、えっ、今なんて?」

潤「だーかーらー!この家を出て3人で暮らそうって言ってんの!」

雅「どうして?」

潤「ここにいたら翔にぃたちに何されるかわからない。もう、和にぃ雅にぃの泣いてる姿みたいくないんだよ。だから、ここを出て、3人で暮らそう?俺バイト頑張るから。」

和「ふふっ笑ありがとう。潤」

潤が貯めていたお金を全部使って、俺らのお小遣いも出し合い、家を借りてこの家を出た。

雅「ねぇ、和也。」

和「ん〜?」

雅「バイトしない?」

和「はぁ?お前身体弱いんだから無理だろうよ。」

雅「でも、潤だけに任せてやるの可哀想。」

雅紀の意思は固いみたい。
だから、俺も同じところでバイトをすることにした。

潤「ちょっと学校行ってから帰るわ!」

和「おう、わかった。いってらっしゃい!」

末っ子なのに、一番しっかりしてる。

頼りにしていた。

雅「俺たちも行こうか。」

和「うん、体調大丈夫か?」

雅「うん!バッチリ!」

今日も俺らはバイトに向かった。

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