嵐しょーせつ。Part2
第57章 一生の仲間
雅「ニノ?」
和「あっ、何?」
雅「ぼーっとしてるからどうしたのかな〜って。」
和「んん笑笑何でもないよ。」
ジュニアになったばかりの時初めて友達が出来たのが相葉くん。
それからもずーっと一緒に活動してきて、同じユニット組んだり先輩の後ろでシンメで踊ったり、、、何やるにしても全部一緒だった。
相葉くんに話してたから、俺の気持ちもよくわかってくれた。
雅「とりあえずさ、、、イベント終わるまで頑張ろうよ。」
1999年バレーボールワールドカップのイメージキャラクターとしてデビューした俺ら。
そのイベントが終わるまでは、“嵐”として頑張るしかなかった。
でも、、、デビューを記念して握手会開いた時、
「ニノがデビューしてくれて嬉しいです!」
「頑張ってください!」
「私、相葉くんとニノのコンビめっちゃ好きなんです!」
「あのドラマ最高でした!」
なんて、言ってくるファンの方がたくさんいて。
俺のデビューを喜んでくれて、当時から一緒にいた相葉くんと潤くんとデビューしてとても嬉しかったって言われた。
、、、、もう、後に引き下がれないな、、、
雅「どうした?急に呼び出して笑笑」
握手会が終わり、俺は相葉くんを呼び出した。
和「俺、、、この世界でやっていくよ。」
俺は、もう逃げない。
この世界でやっていくよ。