嵐しょーせつ。Part2
第57章 一生の仲間
相葉くんはとても喜んでくれた。
そして、デビューの日を迎えた。
たくさん喜んでくれたの今も覚えている。
大好きな演技が出来る仕事もたくさんもらえたり、バラエティーでも俺と相葉くんのコンビは本当に面白いって言ってくれる人もいて、、、
案外と楽しいかもって思った。
そして、転機が、、、
「二宮さん。アメリカに撮影で行くことになりました。」
映画の撮影。夢であったアメリカにも行けた。
演技が評価され、いろんな映画の話が舞い込んできたのも嬉しかった。
でも、雑誌のインタビューで聞かれるのは
「芝居、歌、ダンス。どれか2つしかできないって言ったらどれ捨てる?」
っていう質問。
俺は真っ先にこう答える。
「芝居」
俺は、歌って踊っているアイドルだから。
俺の居場所は“嵐”だから。
記者会見でも、言った。
「アイドルの自分が映画の作品で1つのアクセントになれれば」って。
「僕は俳優ではない。日本では歌って踊っています。“5人”で活動している“アイドル”です。」って。
それは、多分いやきっとずーっと言って行く。
だって、俳優やりたいんだったら他の事務所に行けって話だろ?
“嵐”として活動している以上、俺は俳優っていう言葉は言わない。