嵐しょーせつ。Part2
第8章 いつまでも
今日は、年に数回行われるスポーツ大会。
まぁ、俺は保健係。
スポーツなんてやってこなかったもん。
雅紀はバスケ。潤と翔はサッカー。智はバトミントン。
雅「和もやればいいのに、、、」
和「俺のことよく知ってるくせに。俺、スポーツなんてやってこなかったじゃん。」
雅「野球は?俺とよく野球やってたじゃん。」
確かに、、、
でも、キャッチボール程度だし。。。
和「いいのっ!どうせお前ら怪我してくるんだから。処置してやるよ。」
雅「ふーーん。」
「おーいっ!相葉ー!試合始まるぞっ!」
雅「あっはーい!じゃあね。和っ!」
和「おう!頑張れよっ!結果教えてね!」
雅「うん!」
雅紀に手を振って俺は俺で仕事をした。
しばらくして、、、、
「おいっ!二宮っ!」
和「何?」
「サッカーの試合で怪我人出たみたい!」
、、、え?
俺はすぐ救急箱を持って走り出した。
すぐに現場に行くと、、、
ゴールが倒れていてそこに下敷きになっているやつ。
、、、あれ?あの背番号って、、、、
和「翔っ!?」
俺は雅紀にメールで伝えるとすぐに来てくれた。
和「翔っ!!」
潤「風でゴールが倒れてきたんだ。」
潤の話によるとそうみたい。
今日風が強いにも関わらず、ゴールをきちんと固定してなかったみたい。
翔は倒れそうなところに仲間を助けて自分が被害に遭った。
翔は頭から血を流し、意識を失っていた。
雅「翔!翔!!翔!!!」
雅紀が何度も名前を呼んでも反応がなくて、、、
これは俺にもどうにもできることではなかった。
雅紀が先生を呼んできてくれたみたいで、、、
「救急車がもう少しで着く。だから運ぶぞ。」
先生が翔を運び出し、ちょうど救急車が到着した。
雅「先生っ!俺らも付いていってもいいですか?」
潤「俺も行くっ!」
「俺とお前らで、、、」
智「おいらもっ!!」
智がメールに気づいてすぐに駆けつけてくれたのか息が切れている。
結局先生と俺ら、5人で翔に付いていった。