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嵐しょーせつ。Part2

第69章 あなたがいるから


あれから救急車がきて、運ばれた。


(まーくん、、、)

無事手術は成功し、今もまだ目を覚まさない。

あの時暗くてよく見えなかったけど、潤が犯人の顔をしっかり見ていて、すぐに問い出したら、俺が頑張っていた企業との契約がうまくいなくて挙げ句の果てに、そこまで至らなくて俺に殺意を持ったらしい。

本当は俺が悪いのにまーくんは助けてくれた。
(なんで、、、そんなことするんだよ、、、なんで、、、、泣)

潤「和、、、大丈夫だから、、、まーくんは強いから。強いこと和もわかってるだろ?」

和「うん、、、また、まーくんに迷惑かけちゃった、、、俺いっつもまーくんに甘えて助けてもらって、、、、」

(まーくん、本当にごめんね?)

俺はそれっきり会社にも出勤出来ず、笑わなくなってしまった。

いや、元々笑わないやつだった。
そんな俺にまーくんが
『笑ってないといいことが起きないよ?笑ったらダメになることなんてないんだから。だから、笑わないと。俺、和の笑顔大好き!』

その一言が俺を変えた。

『笑ってないといいことが起きない。』

(本当、そうなんだな、、、最近笑ってなかったから悪いことがおきたんだ。しかも、まーくんが被害に遭ってしまった。本当に、、、ごめんね、、、)


智「にのみやぁ〜〜泣翔くんがこわ〜〜い」

和「抱きつかないでください!」

智「むぅ〜〜二宮も怖いよ、、、」

潤「こりゃ、また笑笑和も、素直じゃないんだから笑笑」

翔「俺は怖くないから笑笑」

(みんな、笑ってる、、、なんでだろ、、、みんなの笑顔が落ち着く、、、)

潤「和?どうした?」

和「いや、なんでもない。」

智「まぁまぁ、これでも飲んでゆっく、、、!?」

大野さんは落ちていた紙で思いっきり転んだ。
(あーあ、派手に転んだ笑笑)

智「いてっーーーー!!!」

翔「もう何やってんだよ笑笑」

智「だってここで普通紙なんてないだろ、、、」

潤「ごめんなさい!これ、俺が悪いんです。」

(あっ、さっきまで仕事してたからその書類か、、、)

和「ふふっ、、、笑笑」

潤「あっ!和!笑った!」

(え、、、俺、笑えてるの?つい、その光景をみたら、不謹慎だけど笑っちゃった。)

翔「二宮、大丈夫。俺たちがついてるから。雅紀のこと全力で守ろ?」

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