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嵐しょーせつ。Part2

第71章 未来へ。


翔「なんだよ、その態度。お前ら1番仲よかったのに。」

雅「ガキの頃の話だろ。今はなにも興味ない。」

(まーくん、、、)

(まーくんがそんなこと思ってるなんて思ってもみなかった、、、)

和「、、、、、い。」

雅「あん?」

和「まーくんなんて、大っ嫌い!!なんだよ!俺たち仲間だろ!幼馴染だろ!?1人で我慢して溜め込んで、、、少しは俺たちに分けてくれよ。」

雅「ウゼー。なんだよ、別にいいだろ。」

バチンっ、、!

(あっ、、、)

雅「いってーな!何すんだよ!!」

和「もう知らないっ!!」

翔「ちょっと和!?」

(もう、まーくんなんて知らない。いいよ、1人で我慢して抱え込んで溜め込んで、、、最終的に1人で倒れれば。)

(あーあ、入学式なのに、、、こんなに泣くなんてあり得ない。式にも出れねー。)

俺は屋上で1人、思いっきり泣いた。

〜〜その頃〜〜

潤「ちょっと!雅紀!!なんだよ、あの態度!和は本気でお前を心配してるんだぞ。」

雅「いや、それがウザいって言ってんの。なんだよ、意味もなく殴られてさ。」

智「、、、雅紀ってそんな鈍感だった?」

雅「はぁ?」

智「わからない?あの涙。あれ、悲しくて泣いてるわけじゃない。お前のための涙なんだよ。少しはあいつにも俺たちにもお前の苦しみを分けてくれよ。あんなことで俺たちは逃げない。受け止めるよ?」

雅「、、、、別に、、、」

翔「じゃあ、その涙はなんだよ。あいつのために泣いてるのか?」

雅「、、え、あっ、、、うわぁ、ダセー、、、」

翔「その涙、俺らにちょうだい?」

雅「何言って、、、」

ドンっ、、

潤「ほら、泣けって。全部吐き出せよ。」

智「ちゃんと気持ちの整理ついたら和を迎えに行こう?」

雅「、、、、うぅ、、、泣、、うわぁーーーん泣」

翔「よしよし、辛かったね、、、1人じゃないんだよ?お前には俺たちがいるんだから。」

雅「、、うん、、泣ごめんね、、、ほんとごめっ、泣」


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