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（あっ、あった、、、）

ホコリをかぶった年季の入ったアルバム。

小学校上がる前までの思い出が詰まったアルバム。


赤ちゃんだった俺に寄り添う翔ちゃん。
翔ちゃんとはずっと一緒にいるんだね。

そして、翔ちゃんの小学校入学式。
この時翔ちゃんの家族に誘われて参加したんだっけ。
その時に撮った写真。

まだ真新しいランドセルを背負っている翔ちゃん。
その両サイドに俺と、、、可愛らしく笑っている男の子。

（、、、やっぱり、、、）

二宮さんが持っていた写真と俺が持っている写真。
一致した。二宮さんは俺たちの幼馴染。和なんだ、、、


なんか、嬉しくて泣きそうになっていると、、、

和「、、、、ん、、？、、、あれ、、、？」

雅「、、あっ、、グスッ、、起きたんだね^_^」

和「え、、、なんで俺ここに、、、」

雅「、、、、知ってたの？」

和「え？」

雅「俺たちのこと。」

和は一瞬ビックリした顔を見せたけど、、すぐに

和「、、、まーくん。」

この呼び名、1人しかいない。

雅「和っ、、泣」

和「俺、昨日会った時から、2人の顔を見て気づいたんだ、、、」

雅「そうなのっ、、？」

和「名前もフルネームで分からなかったけど、顔をみて一発でわかった^_^」

幼馴染の顔はすぐにわかったってぼやく和。

和「、、、まーくん。」

雅「ん？」

和「会えてよかった。俺、寂しかった、、、」

（俺も和に会えてよかったよ。）