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嵐しょーせつ。Part2

第85章 想いが届いたその日のこと


雅紀said

俺はニノのことが好き。

そりゃ、メンバーとしての好きもあるけど、
恋愛感情でニノが好き。

でも、この想いはもちろん本人にも言えず、誰にも言えなかったけど、、、
溜め込む癖のある俺は少し体調を崩してしまった時、翔ちゃんとリーダーは俺の話を聞いてくれた。

ニノがくる前の楽屋。
今は俺含め翔ちゃん、リーダーの3人しかいない。

翔「、、なぁ、、」

雅「ん、なに?」

翔「、、いつ告白すんの?」

雅「、、、」

翔「黙ってちゃわからないだろ。」

雅「したいけどぉ、不安しかない。」

智「何が不安なの?」

雅「俺だけが好きだけ。ニノはそんなこと想ってない。一方的に告白して振られるのが1番いやなの。」

翔「だから大丈夫だって、言わなきゃ何もわからないだろ?」

智「相葉ちゃんが想ってるよりニノが想ってるかもしれないよ?」

俺より年上の翔ちゃんとリーダーは正当な答えを言ってくれる。

智「大丈夫だから。相葉ちゃんならできる。」

翔「とにかく頑張れよ。なぁ?」

雅「うん、、」

あれから少し時間が経ち、ニノと松潤がやってきた。

そして、収録が終わり

雅「ねぇ!今日もニノん家行ってもいい?」

勇気出して誘ったのに、嫌な顔された。

でも、渋々オッケーしてくれた。

俺はトイレに行って、戻り楽屋のドアの前で聞いちゃったんだ。

和「相葉さん、、、、好きじゃない」

俺はもう、何もかも嫌でやっぱり自分だけが想ってただけ。言っても同じ答えなんだって。

言う前でよかったかもしれない。ダメージが少し和らいだ。

翔「、、、雅紀?」

翔ちゃんが立ち尽くす俺の前に歩いてきて、

翔「どうしたの、、泣いちゃって、、」

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