
嵐しょーせつ。Part2
第85章 想いが届いたその日のこと
俺は走って走って、、大好きな彼の元へ1秒でも早く向かった。
地下の駐車場に向かい、翔ちゃんの車を探した。
やっと見つけると翔ちゃんと目があった。
相葉さんは、翔ちゃんに顔を埋めた状態。
翔ちゃんは、相葉さんに話しかけるように顔を覗き込むと相葉さんは顔を上げ俺の顔を見て驚いた。
そして、俺はドアを開けると、、、
翔「ったく、、、」
翔ちゃんは気を使って、席を外した。
雅「、、ニノ、」
和「ごめんね、、大野さんから聞いた。」
雅「、、いや、、別に気にしなくていいんだ。俺1人だけ舞い上がってただけ、っ!?」
俺は相葉さんの頬に手を添え、、
和「、、勘違いだよ。」
雅「へ?」
和「、、俺、相葉さんのこと好き。あれは、ただ相葉さんは俺のこと好きじゃないっていう意味で言ったんだ。」
雅「、、え、、」
和「好きすぎて、相葉さんが隣にいるだけで胸のドキドキ止まらないし、気持ち抑えるのすごく大変だった。」
雅「うん、」
和「大野さんから聞いて、相葉さんとおれは気持ちが一緒なんだと気づいて、嬉しくて、、、泣」
もう涙が止まらない。相葉さんの顔はおれの大好きな顔をしているから、、、優しくて包み込むような笑顔。
