
嵐しょーせつ。Part2
第88章 25年のとき
(はぁ、、何年ぶりだろ。こんな小さな島育ちってスゲーや)
船を揺られ、3時間。
やっとの思いで帰ってきた。
久しぶりによく通っていた通学路を歩いて、家まで帰った。
ピーンポーンとチャイムを鳴らす。
ガチャ、、
「和也、帰ってきてくれてありがとうね」
和「いや、、」
「とりあえず中に入りなさい。」
久々の我が家。
「何も変わってないでしょ(^^)」
和「そーだな。」
「父さんも喜んでくれてるよ。」
和「うん、母さん。ごめんな?父さんのこと任せっきりだった。」
「んん、いいのよ。和也も仕事だったんでしょ?仕方ないわ(^^)」
和「お茶貰ってもいい?」
「ふふっ(^^)そうね、入れるわね(^^)」
母さんはいつも通りに笑っていた。
俺はしばらくゆっくりしてから、海の方へ散歩していた。
(あっ、そーいえば、、あいつら何やってるんだろ)
幼なじみだった4人。
雅紀と智と潤の家は漁一家だったから、可能性的には漁師になっているのかな、、、
翔は、頭のいいやつだったからいい所に就職しているのかな、、、
