
嵐しょーせつ。Part2
第88章 25年のとき
みんな優しく俺を抱きしめてくれた。
それは、なにも変わらない。
誰か1人辛いことあったり、悲しいことがあったら、優しく抱きしめる。その温もりを感じると落ち着くんだ。
雅「はぁ、、、本当に喉乾いた。和、いい店あるんだけど、ど?」
和「、、うん、行く。」
雅「じゃあ行こ?」
雅紀は俺の手を握りしめてくれた。
雅「ふふっ^_^何年ぶりだろーな^_^手繋ぐの。」
和「、、、」
雅「でも、ちょっと恥ずかしいかな。」
和「、、じゃあ、離せよ。」
雅「えー、やだ。、、、あっ!いいこと思いついた!」
雅紀は、横にいた翔の手を繋いだ。
翔「ふふっ^_^そーいうことね?」
翔は、さらに隣にいた智の手を繋いだ。
そして、俺の左手に温もりを感じた。
潤「ふふっ^_^和の手、懐かしいな^_^」
25歳が何やってんだって話だけど、、、
雅「これなら恥ずかしくないだろ?^_^」
和「、、うん。」
みんな、外見は変わったけど、内面は変わってない。
優しくていい奴らのままだ。
今、この時を楽しもう。
和「、、え!?そこ知ってる!!」
雅「ふふっ^_^そこで、デザインの仕事してるの^_^」
和「、、てっきり、お前漁師になるんだと思ってた、、、」
雅「まぁ、時々手伝ったりするけど、、デザインの方が好きかな^_^」
みんな、漁師家庭に生まれたやつらは全員その仕事から距離を置いていた。
雅紀はデザイナー。智は画家。翔はカメラマン。潤はwebデザイナー。
翔「でも、お前が建築家なんてな^_^」
潤「イメージが、、、」
