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嵐しょーせつ。Part2

第91章 離さないpart2


2人を見送り、俺は身支度をして

待ち合わせたカフェへ向かった。


「、、、雅紀くん。」

雅「おう、久しぶり。」

「ひろきは?」

雅「今学校行ってる。」

「、、、、」

雅「で?お前はひろきのことどう思ってんの?」

「どう思ってるって、、」

雅「親権もさ、お前なんだからしっかりしろよ。夜遊びとかやめたら?」

「別に雅紀くんに関係ないじゃん。ひろきは、私が育てる。今日にでも帰るように説得して。」

ナナの身勝手な行動にひろきは、泣きそうになっていた。やせ細っていたし、ご飯もろくに与えてないと思う。

雅「、、勝手なこと言うなよ。お前はひろきにご飯もろくに与えてないんだろ?やせ細ってた。今、中学生で食べ盛りなのに、、家のことと子供のことをやってから遊べよ。」

「、、、」

雅「ひろきをお前に任せられない。しばらくは、俺が面倒みる。」

俺がひろきをしばらく預かることにした。

和「、、うちで引き取れば?」

雅「え?何言ってんの?」

和「俺全然構わないよ。むしろ、嬉しい。雅紀との間に子供が出来たーって感じ^_^」

雅「、、いいの?」

和「まぁ、俺たちが仮にいいって言ってもひろきがどう言うかだな。」

ひろきは、今部屋で勉強中。

智たちも今一緒にこっちに向かって来てるって。


しばらくすると、、、、

「、、、パパ。」

雅「ん?何?」

「、、、お父さんって2人いちゃ変かな?」

雅「、、、え?!」

「僕、パパとまた一緒に住みたい。」

雅「ママは?ママと離れ離れになってもいいの?」

「うん、、、ママはもう、、、泣」

ひろきは散々嫌な目に遭ってきたみたいで目には涙が、、、

和「、、俺も父親だって思ってくれてるの?」

「、、うん、、もちろん。だって、パパの本当の好きな人でしょ?結婚してるのと同じじゃん。」

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