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嵐しょーせつ。Part2

第10章 信頼


「塩タンと塩ミノ人数分。」

相変わらず好きだよね、、、社長。

「ユーたちも好きなもの頼みなさい。」

カルビやらロースやら頼み、焼きながら社長が、、

「ユーたち、デビューするから。」

5人は箸から肉が落ちるほどビックリした。

俺もビックリしたもん、、、

和「、、、え、、、俺、辞めるって、、、」

ニノはアメリカ行きたいらしく辞めるって伝えていたと知っていた。

俺も辞めるって言ってたし、、、

潤「この5人でデビューするってこと、、?」

雅「そうみたいだね、、、」

デビューの話を聞かされて、、、

その3日後、ハワイへ向かった。

まだ、疑問を持っていた。

なんでハワイなのって。社長は思い出作りだと言ってたな。

「ユーたち、これに着替えて。」

衣装を渡され、着替えたら

「ついてきなさい。」

社長に言われるがまま連れてかれた場所は

取材陣の方がずらーっといる場所だった。


、、、何これ。

「櫻井、二宮、松本、相葉、大野の順に出て行きなさい。」

背中を押され、舞台にたった。

「えーーっと、、、1999年ワールドカップバレーボールイメージキャラクターとしてデビュー記者会見を始める。」

、、、きっ、記者会見!?!?

「5人のメンバーを選ばしていただきました。」

デビューは聞かされたけど、記者会見されるなんて思わなかった。
しかも、タッキーや翼くんらが人気だったため、俺らの名前を呼ばれた瞬間、取材陣はポカーンっとしていたのを今でも覚えている。

「右から櫻井翔17歳。二宮和也16歳。松本潤16歳。相葉雅紀16歳。大野智18歳。」

紹介され、、、

「続いていて、グループ名は、、、」

まだおれたちも知らなかった。

そして、後ろのスクリーンに映し出された。

バーーンっ

『嵐』

、、、えっ?

ありえないだろ、、、

漢字一文字って、初めてじゃないかよ。

普通V6みたいなやつじゃないの?


なんだよ、、、嵐って。

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