嵐しょーせつ。Part2
第10章 信頼
記者会見は無事に終わり、
俺らは5人で話し合った。
この4人の中で唯一話したこともない相葉くんがいたし、何話したらいいかわからない。
潤「俺はさ、辞めるのは勝手だけどさ、ここまでされてさ、デビューしませんって言ったらダメだと思うんだよね、、、」
雅「僕もそう思う、、、」
5人中3人はデビューに後ろ向き。
でも、、、智くんが、、、
智「おいら、やっていくよ!こんな俺を拾ってくれた社長にいつか恩返ししたいし、、、」
相葉くんは、、、
雅「俺、ニノとデビューしたいよ?辞めたいっていう気持ち俺もよくわかってる。アメリカに行きたいって。でも、それはこの仕事しながらもしかしたら、アメリカで何かできるかもしれないよ?」
和「でもっ、、、」
潤「相葉くんの言う通りだよ。俺も、この4人とデビューしたい。5人でやっていきたい。」
でも、とりあえずバレーボールイメージキャラクターは務めることにした。
本当にやっていくのはそれが終わってから考える。
ニノはデビュー記念の握手会でファンに背中押され、後ろに下がれないって、、、この世界でやっていくって。。。
まだ、後ろ向きにいたのは俺だけだった。
未だちゃんと話していない相葉くん。
どうしたらいいのかわからない。
同じ楽屋にいるけど、、、
雅「キャハハっ!くすぐったいって!笑」
和「我慢しろっ笑」
潤「ほらほら笑」
相葉くんはいつも笑っている。
雅「翔ちゃんっ!」
えっ!?翔ちゃんっ!?!?
俺はただ、ビックリして口パクパクしていた。
雅「あっ、ごめん。迷惑だったよね、、、」
翔「いやっ、別に迷惑だと思ってないよ。ただビックリしただけだから。」
雅「そっか、なら良かった。」
相葉くんは笑ってまたニノたちのところへ戻って行った。
、、何のために話しかけてきたんだ?