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嵐しょーせつ。Part2

第95章 アメフルコイフル



ゴロゴロ、、、

(わぁ、また雨かよ。)

夏休みが終わり学校も始まった。
そして、今日突然の雨。

(傘持ってきてないよぉ)

雅「はぁ〜〜、、」

(止むまで待つしかないか、、)

今日はバイトお休み。だから、、駅で止むのを待っていた。

クシュンっ、

(うぅ、寒っ)

夏が終わりかけていて、秋だ。
ちょっと肌寒くなってきた。

しかもちょっと雨に濡れてるし、、、

止みそうにもない。どうしよ、このまま濡れて帰るしか、、、

?「、、、雅紀?」

誰か俺の名前を後ろから呼ぶ声。

もしかして、、、

?「おい、どうしたんだよ。」

そいつは俺の前にしゃがんだ。

雅「うぅ、、和ー!!」

俺は嬉しさのあまり目の前にいる和に抱きついた。

和「わぁ!!」

和はそれを受け止めてくれた。
その温もりに俺は安心した。

クシュンっ、

和「おいおい、、大丈夫か?寒いのか?」

雅「うん、、、寒い、、、」

和「いつからここにいたんだよ、、、」

雅「温めてよ、、和、、、」

和「、、立てるか?」

和は俺を立たせて、、

和「傘あるから。一緒に帰ろ?」

和は、俺の家まで送ってくれた。

和「じゃ、俺帰るから。じゃあね^_^」

帰ろうとした和を離したくなかった。

雅「、、、嫌、帰らないで、、」

和「、、雅紀?」

雅「和、、お願い、、、、」

和「おい、どうしたんだよ、、、」

和は俺のおでこに手を当てた。

和「、、熱ある。風邪引いたんだな。」

和は、俺を抱き抱えてベットに寝かせてくれた。

和「ちょっとコンビニまで行ってくるな。」

雅「帰ってきてくれる?」

和「ふふっ^_^もちろん。」

和は、カバンから財布とケータイを取り出して、部屋を飛び出していった。


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