
嵐しょーせつ。Part2
第99章 1人じゃない。
俺は、何度も他のメンバーの演技を見て勉強した。
ニノと松潤の演技ばかりだけど、参考になった。
どこで、こうやって感情注入して泣けるのかとか自然に演技とは思えない仕草とか、、、
たくさん勉強してるはずなのに、いざ本番になると緊張して何も出来ない。
俺ってやっぱり向いてない。
もう、この世界辞めよう、、、
雅「、、みんな、、相談があるんだ、、」
俺はメンバーに言うことにした。辞めるってことを
みんなは俺の緊急事態だって言って集まってくれた。
雅「、、まずはごめん。迷惑かけて、、」
智「いや、大丈夫。」
雅「、、、俺、、、、おれ、、、」
言葉に詰まってしまった。
でも、メンバーはちゃんと俺の話を聞いてくれている。
雅「、、、この世界、、、辞めようと思っているんだ、、」
言えた。初めてメンバーに想いを伝えたかもしれない。
案の定、4人は驚いた顔をしていた。
潤「つまり、、嵐を辞めるってこと?」
雅「うん、、」
翔「辞めてどうする。」
雅「、、、まだ、わかんない。」
翔「何があったの?」
雅「それは、、、、」
俺はまた言葉を詰まらせた。
何も言えない、、これ言ったらまた迷惑かける、、、
すると、今まで黙っていたニノが、、、
和「、、、だったら、、俺も辞める。」
雅「、、え?」
和「ってか、相葉くん辞めたら嵐も終わる。だったら俺もこの世界辞める」
雅「なんで、、なんでそんなことになるんだよ。俺の勝手だもん。ニノまで辞める必要なんてない。」
すると、ニノはクスッと笑った。
