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嵐しょーせつ。Part2

第105章 太陽


あの時、カミングアウトしてから3人は俺たちの仲直りにすごく協力してくれた。

あれなら何週間も経って夏休みにも入った。
でも、、雅紀は姿を見せず実行委員の先生からも辞めるという報告があったと聞いた。

翔「大丈夫だって。あいつもやりたくて仕方ないんだから。」

和「、、、うん、、、、」

智「雅紀はきっと戻ってきてくれるはず。」

みんなが俺のことすごく慰めてくれて、、ちょっとだけだけど安心した。

夏休みが終わって、2学期入った。

そして、今は文化祭期間。

あのケンカ以来、2ヶ月も雅紀と話してない。
クラスも違うから、会わない。


俺たちはもう今年最後の文化祭だから、、何としてでも最後まで雅紀と一緒に最高のものを作りたい。

和「あっ、ペンキ無くなったね^_^新しいの持ってくるね^_^」

潤「おぅ、サンキュー^_^」

俺は、ペンキを取りに行き飲み物も買い足して戻ろうとした時、、、

翔「!?和也!危ない!!!」

和「、、え、、」

翔の声が聞こえると同時にテントが崩れ落ちてきた。

ガッシャーーンっ!!

俺はとっさに目をつぶってしまった。
でも、痛みがない。

俺はゆっくりと目を開けると、、、、

?「、、、いってー、、、」

和「、、、ま、、、さき?」

雅「、、、大丈夫?」

和「え、あ、、、うん、、、」

と次の瞬間、、唇に柔らかいものが当たった。
ほんと、一瞬のことで頭がついていかない。
でも、、これがキスだということを知るのも時間がかからなかった。

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