
嵐しょーせつ。Part2
第106章 生きる道
潤「もう、あんたと話す気がないから。」
「何言ってんのよ^_^私、あの人と別れたの。また一緒に暮らしましょう?」
父さんが死んだことも知ってるのか、また俺と一緒に暮らし始めようとしてきた。
潤「いや、いい。」
「え〜いいじゃない^_^」
潤「あんたは俺を置いて家から出て行ったんだろ?!あんたが愛さなかった分、父さんは、俺を最後まで愛してくれた。辛いことがあってもなんとか乗り越えられた。」
「お父さん、、どうしたの?」
潤「、、、死んだ。」
「え?いつ?」
潤「高1の時。ってかそんなの知らないで来たのかよ。」
「そっか、、、じゃあ、今大変な思いしてるんだね。」
潤「大変なことは変わりはないけど、あんたのことは頼らない。じゃ。雅紀行こ?」
雅「え、うん。」
今日はその場で終わったけど、俺が通っている大学に母さんは毎日のように来ていた。
その度知らないふりをして無視した。
雅「、、いいの?」
潤「いいんだよ。あんなやつ親でもない。」
そんな毎日送ってる間に夏休みに入ったため、あいつとは会わなくなった。
毎日のようにバイトが入っていて、あいつの存在を忘れていた。
