
嵐しょーせつ。Part2
第106章 生きる道
その思いが伝わったのか、あいつ越しにみるみんなの表情は俺と一緒で怒りに満ち溢れてた。
智「、、あの。」
「あっ、ごめんなさいね^_^どうぞ、あがってください^_^」
あいつは何食わぬ顔で智たちを案内した。
潤「、、、」
雅「、、潤。大丈夫?」
和「俺たちがなんとかしてやるからな?」
雅紀と和はあいつに聞こえないように耳打ちで約束してくれた。
俺は思わず、雅紀と和の手をぎゅっと握りしめた。
そして、涙が止まらない。
和「ふふっ^_^泣くなー^_^大丈夫だから。」
和がそんな俺をみて涙を拭ってくれた。
智「あの、あなた潤のお母さんですよね?」
「あっ申し遅れたわね^_^そう。潤の母です。はじめまして^_^」
翔「櫻井です。よろしくお願いします。」
潤「、、帰れよ。」
「何よ。別にいいじゃない^_^遊びに来てくれたならお母さん、お菓子でも作ってあげるわ^_^」
潤「、、いや!!」
俺は我慢が出来ず、隣にいた雅紀と和をさらにぎゅっと握りしめた。
涙が止まらない。もう、、辛い、、、
雅「、、、おばさん。」
「??何かな?^_^」
雅「もう、これ以上潤を苦しめないでください。」
雅紀は、俺の手を握り返し、
雅「潤は、あなたのせいでガキの頃から辛い思いしてきたんだ!!」
「、、、」
あまりきれたことのない雅紀。
俺らもはじめて見た。
和もビックリしている。
