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嵐しょーせつ。Part2

第106章 生きる道


雅「潤は、今までずっと笑って俺たちと一緒に楽しく過ごしてきたんだ。あんたのことなんて忘れてたぐらい。何だよ。今更」

「何よ。別に自分の息子に会いにきたぐらい。」

和「、、、なぁ、、あんたさ知ってる?潤は、中学までずっと一人ぼっちでイジメにあってたんだよ、、、母親がいないからという理由で、、、」

「、、え、、、」

和「高校に入ってたからもその噂はすぐにまわってきた。でも、、、雅紀も俺もそんな聞く耳を持たず潤と一緒に過ごしてきた。」

雅「最初は、俺たちに心開いてくれなかった。あんたが約束守らなかったから。俺たちも結果離れて行くんじゃないかなって思ってた。」

雅紀、、、和、、、、

雅「でも、次第に俺たちに頼ってくれて笑顔になって心開いてくれた。俺たちはどんなことあっても潤を守ろうって誓ったんだよ。だから、、、」

「、、、」

雅「だから、潤が嫌がることは俺たちが許さない。」

雅紀は、俺のことをちゃんと守ってくれた。

翔「俺たちも許さないっすよ。おばさん。」

智「もう、潤の前に現れないで。」

俺はもう涙が止まらない。
男だから、みんなに迷惑かけられないから我慢しようと思ったけど、優しさに負けてもうダメだ、、、



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