嵐しょーせつ。Part2
第108章 遠距離
雅「、、なんで、、なんで相談してくれなかったんだよ〜、、、泣」
今も思い出すと、泣いちゃう。
彼女、辛かったはずなのに俺には笑顔を見せていつも通りにして過ごしていたんだから。
俺に心配させないよーに。
和「、、まーくん、、、」
雅「あっ、、ごめんね?帰ってきて早々こんな話を聞いてもらっちゃって、、、今のわすれて?^_^」
和「いや、忘れるなんてできるわけないよ。」
和は泣いている俺を抱きしめた。
雅「、、和?」
和「、、泣いていいよ。」
雅「え?」
和「お前は十分に頑張った。泣いてるところなんて誰にも見せたくないんだろ?お前の気持ちだれもわかってくれる人なんていないから、ずっと心の底で引っかかっていたんだろ?」
雅「、、、」
和「俺の胸、貸してやるから。思う存分泣きなよ。」
和のその存在に俺はもう、、、
雅「、、うぅ、、、うわぁーーーん泣」
俺はそのお言葉に甘えて和の胸で思いっきり泣いた。
和「ふふっ^_^悲しかったね、、、ごめんな?その時俺らが一緒にいてあげられなくて、、、ごめんな、、、」
和は、俺の頭を優しく撫でてくれた。
俺よりはるかに小さいのに、すっぽりとはまる俺。
和、、、お前は十分変わったよ。
この背中もこの手も大きくなった。
顔は変わらないけど、、、笑
和は俺が落ち着くまで泣かせてくれた。