嵐しょーせつ。Part2
第109章 弱いもの強いもの
あれから数日、、、
翔「今日、付き合ってくれてありがとうね^_^」
雅「んん!俺も欲しいやつあったからちょうどよかった^_^」
翔「じゃ、気をつけて帰れよ。」
雅「うん^_^翔もな!」
翔と別れ、またあの暗い路地を歩いて帰っていた。
?「、、、おい。」
雅「、、え、、あー、、」
誰かに後ろから話しかけられたこと思えば、いきなり俺の腕を掴んで走り出した。
でも、すぐにだれなのかわかった。
しばらく走って、誰も通らなそうな道へと入った。
雅「ハァハァハァハァ、、、んだよ、、和」
和「すまん。ちょっと追いかけられてな。」
雅「はぁ?」
和「ライバルのやつらが、近くにいて、、喧嘩とか面倒だしちょうどお前を見つけたから、、」
雅「俺を巻き込まないでよ。」
和「すまんすまん。」
和は、俺に向けていつもの笑顔。
外見は怖そうで近寄りがたいけど、こうやって笑ってくれるってことはちゃんと守ってくれてるんだなと感じる。
雅「、、なぁ。」
和「ん?」
雅「もう、こんなことやめてよ。」
和「はぁ?」
雅「何があってこんなことになったの?俺たち幼馴染でしょ?何か相談があったら乗るよ?」
和「べつに、、、」
雅「大きなお世話かもしれないけど、俺は和のこと好きだから、ちゃんと守ってやりたいんだよ。お願い。俺の元に戻ってきてよ。」
和「、、、、」
和は、しばらく黙り込んだあと、、
和「、、これは、お前のためなんだ。」
雅「え?」
和の口からとんでもない話を聞いてしまった。