嵐しょーせつ。Part2
第109章 弱いもの強いもの
「んだと!!」
雅「ほら、和の本心だよ。もう解放しろ。」
俺は和の手を優しくにぎり、、、
雅「、、行こっか。和」
和「、、、うん。」
和もこんな生活が嫌だからこれを機に解放されたいのか素直についてくる。
これでもう幸せな毎日が送れると思った。
そいつは俺たちが気に食わないのか襲いかかろうとした。
俺はそいつの手を交わし、、
「、、ふざけんなっ、、」
雅「だから、もう解放しろ。」
翔「そいつの言うこと聞いた方がいいぞー。」
潤「あとが怖いよ。」
智「まぁ、まずは生きて帰れないかもなー。」
翔たちの予言を素直に受け止めるやつら。
まぁ、暴走しちゃうだけでそこまでじゃないけどね?笑笑
和「、、、もういいから。」
今度は和が俺の手を優しくにぎり、翔たちと一緒に家に帰った。
雅「、、、和?」
和「、、、」
何ヶ月も帰ってない家。こんな生活をしてて家族に会わせる顔がないのかかれこれ10分は玄関の前で佇んでいた。
雅「大丈夫だよ。俺も一緒に行ってやるから。」
確か今日俺ん家も行くって話を聞いてたから俺の両親もいるだろう。
和も決心したのか門を開けた。
でも、和はまだ怖いのか俺の手を強く握りしめてる。
だから、大丈夫だよっていう意味も込めて握り返した。
意を決して、和は家のチャイムを鳴らした。