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嵐しょーせつ。Part2

第109章 弱いもの強いもの


「、、はーい。」

ドアの向こうから聞こえる女の人の声。

和はわかったのか後ろに引き下がった。

ガチャ、、、

「あら^_^雅紀くん^_^」

和はちょうど開いたドアの後ろに隠れていたためおばさんは分からなかった。

雅「こんばんは^_^」

「雅子ちゃんも来てるわよ^_^」

雅「はい^_^、、、ほら、和。」

俺は和を引っ張り出した。
和はずーっと下を向いたまま。
怖いんだろうな。何を言われるかわからないし。

「、、、おかえりなさい^_^和也^_^」

おばさんはいつもと変わらない笑顔。
和もビックリしたのか顔を上げた。

「ふふっ^_^何で泣いてるの?」

和「、、だって、、!」

「ほら、入りなさい。雅紀くんもほら^_^」

俺たちは家に入った。

「お風呂入って来なさい。」

着替えも用意しておくからっておばさんはお風呂へ急かした。

雅「和入っておいで^_^」

「雅紀くんも一緒に入って来なさい^_^」

雅「ふふっ^_^はい^_^」

和「、、、、」

俺たちはお風呂へ向かった。

雅「ほら、洋服脱ぎなよ^_^」

和「、、、ふぇっ泣、、」

和は突然大声で泣き出した。

家に帰って来た安心感とおばさんのいつも変わらずの笑顔で溜まっていたものが全部涙として出て来たんだろう。

しかも俺の服を掴んで俺の胸で泣いていた。

雅「ふふっ^_^大丈夫大丈夫。和は、1人じゃないんだから。」

和の洋服も脱がせて、俺も一緒に風呂に入った。
風呂に入ってる間も和はびっとりついて泣いていた。

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