嵐しょーせつ。Part2
第110章 秘密の意味
次の日、二宮くんは今日もちゃんと学校へ登校してきた。
でも、いつも通りイジメられている。
昨日のことは俺しか知らない。
翔たちにも伝えてない。
なぜか言いたくなかった。
昨日、二宮くんが俺と2人だけの秘密を作ってくれたような気がしたから。
二宮くんはまた走り去ろうとしたとき、俺の顔をみて、、、
和「、、きて?」
俺の手を掴み、走り出した。
、、え、!?
どーいうこと!?
翔たちの様子もわからないまま、辿り着いた先は屋上。
雅「ハァハァハァハァ、、どーしたの、、?」
和「、、ふふっ^_^まぁ、、相葉くんが見えたから。一緒にいてほしかったんだぁ」
雅「、、そっか、、笑笑」
和「迷惑だった?隣にいた男たちがビックリした顔をしてたから。」
翔たち、ビックリしてたんだ。
雅「いや?大丈夫^_^俺を頼ってくれて嬉しいよ^_^」
和「ふふっ^_^よかった。」
二宮くんはたくさん笑ってくれた。
これは俺だけの特権なような気がした。
雅「二宮くんって、芸能のお仕事してたんだね?」
和「うん、、笑われるかもしれないけど演技に興味があって中学の時にスカウトでデビューしたの。」
雅「へ〜すごいね笑俺、憧れだよ^_^」
和「憧れ?」
雅「俺もさ芸能のお仕事興味があるんだよね。でもさ、何からしたらいいのかわからなくて、、、ただの憧れで止まってる笑笑」
和「、、、やってみればいいじゃん。」
雅「え?」
和「俺が頼み込んでみる!今日放課後大丈夫?」
まさかの展開となった今日。
幸いなことに今日は部活お休み。
和「よし、行くよ。」
二宮くんに連れてこられたのはすっごいでかいビル。
二宮くんは俺を連れて受付を通り、社長室へ向かった。