嵐しょーせつ。Part2
第111章 守る
1分ぐらいで大きな揺れが収まった。
雅「、、、ニノ?」
和「、、、今のって、、、」
雅「地震、、、だよね、、」
和「だよね、、、」
俺も相葉くんも今の状況よく分からなくて、、、
でも、嬉しいことに停電にはなってない。
和「、、あっ、、怪我してる。」
雅「、、え?あっ、、」
相葉くんの手には切り傷があった。
多分、ビールが入っていたコップが割れた時に切ったんだろう。
和「、、、はい。」
雅「ありがとう^_^ニノ。」
消毒をして、絆創膏貼って処理をした。
雅「、、、震度7だって、、、」
和「震源地は?」
雅「、、、千葉。」
和「、、、うそだろ、、」
雅「ここは震度6強。」
相葉くんの実家がある千葉。
そこがまさかの震源地で、、相葉くんはすごく動揺をしていた。
和「実家に電話してみなよ。」
雅「うん、そーする。、、そばにいてくれる?」
和「うん、ここにいるから。して。」
相葉くんも不安で心配してるのか手が震えていた。
俺は、その手を握りそばにいた。
雅「、、、繋がらない、、、」
和「諦めるな。大丈夫だから、、、」
雅「、、うん、、、」
しばらくコールをしていると、、、
「、、、はい。」
雅「あっ!!ユースケ!?」
「、、にいちゃん?」
雅「あー、そうだ。大丈夫か?」
「大丈夫だよ。みんな無事。でも、、」
雅「でも?」
「、、お店が火事に遭っちゃった。」
、、、嘘、、
相葉くんの実家は、中華料理屋さん。
だから、この地震で火事が起こってしまったんだ。