嵐しょーせつ。Part2
第112章 記憶
、、、さて。どうしよっか、、
名前も知らない男の子。
雅「、、、キミ。」
また俺の声で体をビクッとさせた。
雅「あー、ごめんごめん^_^そんなビックリしなくても大丈夫。君は、どこから来たの?」
?「、、、わかんない。」
雅「え?」
?「、、、名前も住所も、、なんでここにいるのかも、、、わかんない。」
今時そんなことあり得るのかよ。
雅「、、、警察行ってみよっか。」
?「、、やだ!!」
警察の名前を出すとすごく嫌がっていたし、、、仕方なく俺の家に案内した。
雅「おふろ入っておいで^_^」
?「、、、いい、、で、す、、」
雅「キミ、ボロボロだし、、、入ってきた方がサッパリするよ?」
?「、、だ、って、、水が、、、」
こいつは犬なのか?
水が怖いって、、、
雅「大丈夫だよ。俺が洗ってあげる。ほら、行こう?」
名前も知らない男の子を連れ、お風呂場へ。
ドロドロの洋服を脱ぎ捨て、
雅「ほら、ここに座って?」
お風呂で男の子を綺麗にした。
ドロドロだったからよくわからなかったけど綺麗な黒髪だった。
雅「ほら、もう終わり。上がろうか^_^」
できるだけ怖がらないように優しくして、、、
身も心もヘトヘトだったのがすっ飛んだ。