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浮気性のカノジョ

第6章 彼との行為

無事に学校が終わった放課後の午後5時半。私は1人部屋でバタバタと忙しなく動き回っていた。体育の授業で汗をかいてしまったからシャワーを浴びて服を選んで、コンタクトをつけて少し髪を巻く。ポニーテールにして大人チックな化粧をする。ケバくなくて、頬が少し赤いような色っぽく見えるメイクだ。

約束の時間まであと30分ほどになったごろ、隣町に行くために電車に乗り込んだ。ネオンの光る夜の街でよかった。当たり前のように喫茶店やフードショップなんかの隣にラブホテルが建ってたりする。

喫茶店に行くと、彼はシンプルかつお洒落に着こなした服装で伊達眼鏡を掛けていた。本を読んでいる姿が様になるのが悔しい。顔はいいから少し見惚れてしまう。

くそ、と内心思いながら彼に近づいていくと、彼が私を視界に入れた。

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