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花音学園完結物語

第8章 ~再戦~

◇ダリア高校の前◇

-夏海視点-

近くの駐車場に車を止めて、ダリア高校の前に着く。

「波風先生、久しぶりだね!」

向こうから、ダリア高校水泳部の顧問の荒波豪雨(あらなみごうう)先生と、好章君と黒鵜(くろう)君が出迎えに来てくれた。

「荒波先生、お久しぶりです」

「好章君はたまに会うけど、黒鵜君は久しぶりだね」

波風先生は荒波先生と、僕は好章君と黒鵜君と挨拶を交わす。

「あはは、そうだなー♪」

「夏海、かなり久しぶりだな
好文は、たまに会うもんな」

「はい」

「おっ、照明と光輝も久しぶりじゃん!」

好章君が、僕と好文君の後ろにいる照明君と、光輝君に声をかける。

「好章さんと黒鵜さん、お久しぶりです」

「黒鵜さん、今回こそは勝つっすよ」

「ははは、今回も僕が勝つよ」

照明君と光輝君も、好章君と黒鵜君と挨拶を済ませたところで、僕は琥珀君と珊瑚君のそばに寄る。

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