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禁断の秘めゴトは×××味

第1章 必然的な出会い

そのまま他愛のない話をして、瀬戸君と駅でわかれた。
私は慣れた手つきで切符を買い改札を通る。
あと5分もしないうちに電車がくるようで、私は駅にあるベンチに座って待つことにした。

先に座っていた人がいたけど、もう一人座っても充分なスペースがあるため余裕だった。

私はバックからスマホとイヤホンを取り出し耳に付ける。
そのまま読みかけの本を読んでいると、
ん?なんだか視線を感じる…??

最初は気のせいかと思ってそのまま好きな曲と本に集中していたけど、…やっぱり違和感。
どうやら私の隣りに座っている人からの視線のようだった。

私が視線の端で見ていることに気付いてないようで、
視界のはじっこで隣からじ~~っと一度も逸らされない視線が注がれた。

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